風力発電事業について

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脱炭素社会に向けたCO2削減に貢献

風力発電の二酸化炭素排出量は1kWh発電するのに25グラムと、石炭や石油、天然ガスなどの化石燃料を用いた従来の発電方法にくらべて非常に少ないです。
これからの脱炭素社会の実現に向けたCO2排出量の削減に大きく貢献する発電方法と言えます。
日本では「2050年を目途に、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という目標に取り組むことを表明した地方公共団体が増えつつあります。
再生可能エネルギーへの期待は今後さらに高まるでしょう。

発電方法別のCO2排出量比較表
出典:財団法人 電力中央研究所 日本の発電技術のライフサイクルCO2排出量評価

再生可能エネルギーの中でも比較的高い発電効率

風のエネルギーで風車を回した力を利用して発電を行う風力発電システムの発電効率は最大約45%、平均的には約20~40%と言われています。
同じ再生可能エネルギーを用いて発電する太陽光発電の一般的な発電効率は約20%となっており、風力発電は再生可能エネルギーの中でも比較的効率の良い発電方法です。

地熱発電
10%~20%
太陽光発電
約20%
風力発電
20%~40%
水力発電
約80%
風力発電は脱炭素社会の実現に貢献する発電方法です

固定価格買取制度(FIT制度)による事業の安定性

2022年度の陸上風力発電における電力の固定買取り価格は1kWhあたり16円となっています。
固定価格制度の始まった2012年当時は、太陽光発電(10kW以上)の買取り価格40円に対して、風力発電は22円と開きがありましたが、近年は逆転し、風力発電の方が高い買取り価格が設定されています。
もちろん20年間の買取価格を保証されていますから、風力発電は安静性のある事業であると言えます。

太陽光(10kW以上50kW未満)と陸上風力の固定買い取り価格(税抜き)を比較
※太陽光(10kW以上50kW未満)と陸上風力の固定買い取り価格(税抜き)を比較しています。